鬱になった30歳OLのブログ

鬱病と診断され、休職を経て転職。現在再発で復職を目指している会社員の経験を書いています。

復職支援・リワークデイケア施設に通ってよかったこと

現在リワークデイケア施設に通い始めて一か月程度が経ちました。

正直通いだすまで、本当に通ってよくなるのか、復職のためになるのかと疑問でしたが、現在だいぶ回復した状態で冷静に考えると通ってよかったと思ったことがいくつかあったので書いてみたいと思います。

 

①毎日どこかに通うという訓練が大事

現在週5日通っていますが、正直朝起きて今日は気が乗らないなという日もあります。施設に通っていなければ、1日家にこもりきりになってしまったかもしれませんが、仕事ではそうはいきません。会社に毎日出社して仕事をするために、毎日どこかに強制的に通う訓練はとても大切だと感じました。

 

②復職のための体力回復につながる

正直1週間目は通ってみてもそんなに疲れも出ず余裕があったのですが、2週間目以降になると特に週の後半は疲れがたまりました。仕事でも同じことだと思います。

また、自信が思っていたよりも体力が低下していました。しかし、毎日施設に通う、施設の運動のプログラムに参加することで、最初よりもずいぶん体力がついてきたと感じています。

通わずにそのまま復職していたら、体力が追い付かずつらくなっていたのではないかと思い、施設に通ってよかったと思いました。

 

③集中力・コミュニケーションなど仕事に必要な力を取り戻せる

施設では、数独クロスワードをやったり、ミーティングのようなものを行ったりします。正直最初は簡単と思っていたのですが、やってみると自信の頭の回転が鈍っていたり、人と話すことが想像以上に疲れたりしました。

 

④なぜ自分が病気になったのかを分析し、再発しないようにするにはどうするかに向き合える

施設に通っていなければそのようなことはせずに、症状が軽くなったら復職していたのではないかと思います。

しかし、再発して再休職になってしまう人は6割もいるということです。根本的な原因を、自分が認めたくないような事実であったとしても認めて、再発しないように今後どのように仕事に取り組んでいくかを考えることはとても大切だと感じました。

施設ではしっかり自己分析をしなければ卒業して復職できないようになっています。

 

 以上が通ってみた私の今の感想です。

施設に通うことを検討されている方などの参考になればと思います。

 

 

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復職支援・リワークデイケア施設に通い始めました

リワークデイケア施設に通いだして1週間ちょっと経ちました。

はじめはきちんと通えるかや前向きな気持ちで通えるか不安でしたが、週4回程度問題なく通えています。

施設がどんなところか、どんなことをするかや自分にとってどんな変化があったか書いてみたいと思います。

 

・施設はどんなところか

施設によってさまざまなようですが、私が通っている施設は、午後だけ・午前だけ・1日と通う時間も選べ、通う日にちも自分についてくれる担当の方と決めます。

午前午後とプログラムが組まれていて、プログラムに参加しても、個人で読書や勉強などのワークに取り組んでもよいので比較的自由に自分のやりたいことができるようになっています。

雰囲気はアットホームで、初日から他の参加者の方が話しかけてくれたりして緊張することなく通うことができています。

 

・施設ではどんなことをするのか

前述したとおり、午前午後とプログラムが組まれていて、プログラムに参加しても、個人で読書や勉強などのワークに取り組んでもよいようになっています。

プログラムは、脳トレををやったり運動をしたり、工作のようなものをやったりみんなで同じテーマについて話し合うようなものなど様々です。すべてのプログラムに、集中力を鍛える・体力をつける・コミュニケーション能力をつけるなどの意味があるようです。

 

・通ってみて自分にどんな変化があったか

私はまだ通って日も浅いですが通い始めてよかったと思います。

通う前は、だいぶ回復してきたけど何をすればよいんだろうと悶々としてしまうことも多かったですが、今は復職のために前に進めていると思いながら前向きに参加できています。

また、毎日同じ時間に決まった場所に通うので、職場に戻る訓練にもなっていると思います。コロナ渦で在宅勤務が続いていたので、今のほうが体力的には健康なのではないかと思うくらいです。

一番良かったと思うのは、自分に自信がついてくることです。通う前は本当に元の通り会社に戻れるか不安でしたが、施設に毎日通うことができていること、ちょっと気が向かないなと思うようなプログラムに参加しても楽しくやり遂げられていることが、自分にも何かができるという自信につながっていると思います。

 

 

鬱で復職が不安な人などは、リワークデイケア施設に通ってみることを検討されてみてはいかがでしょうか。

施設にもいろいろあり、やることや通い方なども施設によって違うようなので、見学や体験してみることもよいのではないでしょうか。

 

 

 

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鬱の発症から回復に向かってやったこと

鬱病で休職してから1か月半ほどが経ちました。

自分の中でも回復していることを実感し、今はリワークデイケア施設に通って復職の準備をしています。

自分の中でここまで回復するまでにやっていて効果があったのではないかなと思うことを書いてみます。

 

①規則正しい生活をおくること

私は朝は7時くらいには起き、夜は10時から12時までには寝ています。また、3食決まった時間にきちんと食事をとるようにしています。

今は朝決まった時間に施設に通っていますが、規則正しい生活を送っていたおかげで、あまり無理せず通うことができています。

 

②散歩する・歩くこと

今はコロナもあるのであまり人ごみの多いところには出かけられませんが、初期の体調がかなり悪かった時から15分でも外へ出て散歩することを毎日続けていました。太陽の光を浴びることも大切なようです。

そのおかげか、最初は外に出るのもつらく、一人で出歩くこともできない状態でしたが、今は一人で普通に出歩けるようになりました。

 

③趣味をする、増やす

私は休むことが苦手で、仕事を休むことになった時もとにかくやることがないのが不安でした。また、なにかやる気力がわかないことも多くありました。

しかし、何かしなければととにかくいろんなことをやってみました。

もともと趣味だった、本を読む・絵を描く・漫画を読む・映画を見るであったり、編み物や手芸・ギター、といったいろんなことをやってみました。このブログを書くこともその一つです。

もちろん続かなかったり、最初は少しやってみたけどやっぱり気力がわかないこともありましたが、時間がありますし、誰にやれと言われているわけでもないので好きなことを好きな時にできます。

今では休職前よりも趣味が増え、楽しいと思えることが増えました。

鬱になるとはじめは何をしても楽しくないという気持ちだったのですが、何かしてみることが大事だったなと思います。

 

これが私が今までやっていたことです。これからは復職支援施設に通って4月頭に復職できるように頑張りたいと思っています。

 

 

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鬱になって変わったこと

鬱になって良かったとまではとても言えませんが、良い方に自分が変われたと思ったことがいくつか有りました。

 

①周りの人に「ありがとう」と思う、言うことが多くなった

鬱になって家族も含めいろんな人に助けられました。その人達がいなかったら今の私はいないと思います。もともと人に頼るのが苦手で自分で何でもやるタイプだったので、「私は自分で何でもできる人間だ」という変なプライド・自信のようなものがあったんだと思います。

しかし、鬱になって色んな人に助けられて生きているんだと改めて感じました。なので、感謝の気持を感じることも言うことも多くなりましたし、良くしてくれた人たちにいつか恩返しをしようと強く思います。

 

②人に頼ってもいいんだと思った

前述したとおり、私は人に頼るのが苦手な人間でした。しかし、今回は助けてもらわなければどうにもならないことも多く、沢山の人に助けてもらいました。

以外だったのは、みんな快く助けてくれてくれたことでした。人に迷惑を掛けるのが嫌だという気持ちが強かったために頼ることができなかったのですが、もっと人に頼ってもいいんだと思いました。そして、誰か困っている人がいたら私もその時はできる限り助けてあげようと思います。

 

③頑張りすぎていた

今思うと私は特に仕事に関して頑張りすぎていたんだと思います。実際に「○○さんは頑張り屋だね」と褒められることも多かったので、それが自分の価値なんだと思っていました。根気よく何でも頑張れるところが良いところでそれができなければ自分には価値がないと思っていたと思います。

しかし、今回辛いことが重なった中、「できない」「助けてほしい」と言えず結果鬱にまでなったしまったことを思うと適度にすることや一人で頑張りすぎないことがとても大事だと思いました。

 

 

鬱になって今までの自分を振り返って今こんな風に感じています。

これを気に気づけたことが私の人生にプラスに働けば良いなと思っています。

 

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私が助けられた言葉

鬱病になってから、初期の頃はかなり気持ちが沈んでいましたが、その時人に掛けられたり目にして助けられた言葉があったのでいくつか書いてみたいと思います。

 

①鬱は病気

もともと「気合と根性が大事」というような正確だったので、鬱になり始めた当初は、自分が弱すぎるんじゃないか、他の人はもっと頑張っているんじゃないかと自分を責める気持ちでいっぱいでした。

たまに鬱は病気ではないというようなことを本などで見かけたりしますが、私は「鬱は病気だ」ということが自分の気持を楽にしました。

今思っても、やはり正常な精神状態とは到底言えない状態なので鬱は病気なのだと思っています。

仕事を休むときも気がとがめましたが、癌や心臓病などの病気になったら仕事を休まざるを得ない、それと同じなんだと思うことで仕事を休むことに対する気持ちを自分の中で整理しました。

 

②休んでも仕事は組織がなんとかしてくれる

休職を決めた当初、残っていた仕事が多くあり、引き継ぎをできる状態でもなかったので、とても後ろめたい気持ちや不安な気持ちになりました。

しかし、私の状態を知っていた職場の先輩に、残っている仕事のことや休んで他の人に迷惑をかけるのが心配だという話をすると。「仕事は組織がなんとかしてくれる。そのための組織なんだから。仕事のことは全く忘れて休んでいいんだよ。」と言ってくれました。

その言葉に、無責任かもしれませんが病院から休まないといけないと診断書を受けているから休むのは仕様がないんだと考えることができました。

 

③気分は絶対によくなる

鬱病になった初期に本当に憂鬱・絶望な気分、死にたいと思うような気分にんったことが有りました。こんな気分がずっと続くのかと思うと苦しく、時間の流れも遅く感じました。ですが、「気分は変わるものだから、辛い気分も必ず良くなるから」と言われ必死で我慢しました。

実際気分は良くなり、今はあの時死ななくてよかったと本当に思っています。

 

 

今周りに闘病中の人がいる方や、鬱病で苦しんでいる方が少しでも楽な気分になってもらえればと思います。

 

 

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私が助けられた本② 『薬に頼らずうつを治す28の方法』

私は鬱病治療で薬は飲んだほうが良いと思っている派なのですが(睡眠薬を飲むとすぐに眠れるようになりますし、鬱な気分が楽になるのが早い気がするので)、参考になるかと思い『薬に頼らずうつを治す28の方法』を読んでみました。

 

著者の方は21年間で1万2000人超のカウンセリングを行っており、回復率は98%ということです。実際自身も鬱を経験されていることも、信頼できるないようなのかなと思った一因でした。

私が参考になった部分を少し書いてみたいと思います。

 

①うつの回復ステージの詳細が記載してあり、と自分の回復ステージのチェックができる

うつの回復ステージを「隠れうつ期〜回復期」に分類されています。そして、チェックシートがついていて今自分のステージがどこなのかがわかるようになっています。

自分では今の状況がどのくらいなのかがわからないのでチェックシートはとても参考になりました。

 

②ステージごとにおすすめのセルフワークの記載がある

ステージごとにどんな気分の時にどんなことをすれば気分が良くなるかというワークが具体的に記載されています。たとえば、

・自分を責めてしまう時

・ネガティブ思考が湧き上がってきた時

・孤独感でどうしようもなく寂しい時

・よく眠れない時

・動くのがおっくうに感じるとき

など他にも複数記載されています。どれも簡単ですぐできるものです。

私も実際に何個か実行してみましたが効いている気がするなと思うものが多かったです。

 

薬に頼りたくないと思っている方や、気分の良くない時にどうすればいいかわからないと思うことがある方はぜひ読んでみてください。

 

 

 

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鬱病歴があって休職直後でも転職はできる?

私は会社を求職し、結果として転職をしました。

仕事がハードすぎたことと、やりたいとこができなかったことが鬱になった原因だと思ったからです。

鬱病で休職後1ヶ月位で転職サイトに登録しました。そして2ヶ月で転職活動を終えました。給料も少し上がりもしました。

私が転職する際に気になっていたのは下記の点です。

 

鬱病歴は転職先・転職エージェントに言わなければいけないのか

鬱病歴はバレるのか

 

それぞれ私の経験、またどんな転職サービスを使って転職をしたか書きたいと思います。

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鬱病歴は転職先・転職エージェントに言わなければいけないのか

まず、鬱病歴はエージェントには言っても言わなくても問題ありません。ただ私は転職の理由として素直に言いました。そのほうが、エージェントもそれを理解して転職先を紹介してくれると思ったからです。

ただし、デメリットとしては、もしエージェントが応募先の企業に問われた場合答えなければいけない義務が発生するということです。

また転職先には、鬱病歴は言う必要がありません。しかし、面接なので「持病はありますか」などの質問があった際は正直に答えなければいけません。私が受けた企業の中では9割の企業からは聞かれませんでした。

エージェントの情報によると金融系の会社は質問をされる場合が多いようで、実際に質問されました。

 

鬱病歴はバレるのか

こちらは場合によります。結果として私はバレていません。

私の経験として参考にしていただきたいのですが、転職した際に前年度の源泉徴収書を提出します。その際に例えば半年休職などをしていて明らかに給料が少ない場合はバレル可能性があると思います。私の場合は休職期間が2ヶ月だったのでバレませんでした。

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どんな転職サービスを使ったか

 

個人的には、大手転職支援サイト、オファー型転職支援サイト、中小転職支援会社に登録することをおすすめします。

私の場合は最初に合計7社くらいに登録して面談し、必要のないと思ったサイトからの連絡は絶ちました。

転職に悩んでいる方に少しでもお役に立てると幸いです。

 

 

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