鬱になった30歳OLのブログ

鬱病と診断され、休職を経て転職。現在再発で復職を目指している会社員の経験を書いています。

リワークデイケア施設体験記

復職のために、リワーク施設に通い始めることになりました。

まずは体験に行ってきたのでどんなところだったかをレポートしてみます。

※様々な施設があると思うので、あくまで私の通う施設の内容として参考にされてください。

 

 ①リワーク施設ってどんな所か(通い方・料金)

 ②リワーク施設では何をするのか(プログラムの内容)

 ③どのくらい通ったら復職できるの?

④どんな人が通っているの?

 

 

①リワーク施設ってどんな所か(通い方・料金)

主に鬱病を中心とした疾患のために休職・離職中の人で、職場・社会復帰を目指す人が通う施設です。

医師、精神保健福祉士臨床心理士、看護師、作業療法士のような方々が支援をしてくださいます。

通う時間は「デイケア(1日)」「ショートケア(半日)」に分かれていました。

その人の病状に応じて通う時間を相談して決めるようです。

ショートケアは保険適用でデイケアは1回「1200円程度」ショートケアは1回「2500円程度」でした。以前記載した自立支援制度を利用すると金額が1割負担になります。(参照:鬱病になる前・なった時にやっておいたほうが良いお金の話 - 鬱になった30歳OLのブログ

 

②リワーク施設では何をするのか(プログラムの内容)

プログラムは他の人と一緒に行うものと、一人で取り組むワークがあり日によって自分でどれに参加するかはスタッフの方と決めるようです。

ワークは本を読んだり、勉強を行ったり課題を行うなどの作業を行うようです。

プログラムは様々なものが有り、工作、ダーツやカードなどのゲーム、他のメンバーとのディスカッション、鬱病に有効なストレスマネジメントの講義など様々な物があるようです。

 

③どのくらい通ったら復職できるの?

病状に応じて通う時間や日数を増やしていくようです。週2回から参加された方の平均的な利用期間は6ヶ月とのことでしたが、回復度合いなどにより変わってくるそうです。

 

④どんな人が通っているの?

体験に参加してきた感想としては、皆さん言われなければ鬱病とわからないような元気そうな方に見えました。おそらく私のように回復傾向で復職を目指している方だからだと思います。

 

 

体験してみた感想としては、思っていたより「病院・施設」といった閉塞感のようなものは感じず楽しく通うことができそうだなと思いました。

鬱病は6割の方が再発するそうですが、こちらの施設ではリワークに通った方の再発率は1割程度だそうです。気になる方はぜひ病院の先生にご相談されてみてはいかがでしょうか。

 

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

今思うと鬱病の兆候だったかもと思うこと

私は現在鬱病で闘病中、休職中です。

最初に鬱病と診断される前に、普段と違う兆候があったかなと思っているので書いてみます。思い当たることがある方は、早めに対処されたほうが良いかもしれませんので参考になればと思います。

 

①夜眠れなくなった

私は鬱病と診断される前に不眠症と診断され睡眠薬を飲んでいました。

その時は布団に入っても1〜2時間以上眠れない日も有りました。

 

②寝ても疲れが取れなかった

不眠症で眠れないことも関係していたのでしょうが、毎日寝て朝起きても前日の疲れがほとんど取れていないような状態のことが多くありました。

また、肩こりや頭痛が慢性的にひどく有りました。

 

③以前は楽しいと思っていたことをあまり楽しいと思わなくなった

以前は楽しいと思って観ていたTV番組などを観てもあまり楽しいと感じなくなっていました。

 

④ストレスが原因の体の不調が出ていた

ホルモンバランスの乱れによる生理不順や、自律神経失調症、お腹の不調などストレスが原因で起こるような体の不調が多く出ていました。

 

⑤些細なことで傷つきやすくなった

私は以前は「人は人、私は私」と思ったり、人に何かを言われても些細なことでは傷つかない正確でした。しかし、すごく些細なことで傷つき涙が出そうになることが有りました。

 

⑥夕方になると原因不明の気分の落ち込みに襲われた

この時はすでに軽度の鬱状態だったのだと思いますが、毎日夕方の3時〜4時くらいになると原因不明の落ち込みに襲われました。胸にブラックホールのようなものがありそこに気力などを吸い取られていくような独特の感覚でした。具体的に悲しいことがあるわけではないのに急に涙がこみ上げてくるようなこともありました。

 

以上が、鬱病と診断される前に私の心身に起こっていたことです。

なにか当てはまる物があるなと思う方がいらっしゃればぜひ早めに対処されてください。早期の場合は1週間休みを取るだけでも良くなる方もいらっしゃるそうです。

 

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

鬱病の時はこうやって接してほしい

鬱病は確実に病気だと私は思っています。

仕方がないことだと思いますが、鬱病になったことがない人には鬱病がどんな状態がわからず、鬱病の家族や友人などがいる人はどんな接し方をしたらいいかわからないのではないかと思います。

そんな方に鬱病の時にどんな風に接してほしいか、自身の経験を書きたいと思います。

※人によってどう接してほしいかは違うと思うので、あくまで私の経験として参考にしてください。

 

①そっとして欲しいときとかまってほしい時がある

鬱病は気分の浮き沈みが激しいです。ひとりで話しかけてほしくないと思うときや、誰かに話しを聞いてほしいと思うときがあります。

わがままだと思いますが、本人が話しかけてきた時などにはかまってあげて欲しい。話しかけても気分が悪そうだと思う時はそっとして上げてほしいです。

 

②叱ったり攻めたりしないで欲しい

前述しましたが、気分の浮き沈みが大きいです。昨日できていたことが次の日はできないようなときもあります。また、自分の気持がわからず伝えられないこともあります。

そんな時に「なんでできないの」「どうしたいの」など叱ったり攻めたりされると気分はさらに落ち込みます。

自分でも感情のコントロールができないのです。そのことを理解して優しく接してあげてほしいです。

 

③治るのには時間がかかると思って治ることを急かさないで欲しい

鬱病は薬が効きはじめるのが2週間位、1〜3ヶ月ほどで症状が軽くなると言われています。しかし病状が落ち着くには4〜6ヶ月ほどかかると言われ、6割程度の人が再発すると言われているそうです。

そのように長く付き合わなければいけない病気だということを理解していただき、根気よく付き合って欲しい。良くならないことを責めないで欲しいと思います。

 

④家族喧嘩しないで欲しい

鬱になると気持ちが敏感になります。家族がなにかで喧嘩をしていたりすると「私のせいかも」と自分を責めてしまいます。できるだけ鬱病の人がいる前で喧嘩などはしないであげて欲しいです。

 

以上がうつ病になって私が感じたことです。

家族や友人など親しい人に鬱病の人がいる方は参考にしていただけると幸いです。

 

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

精神科病院の選び方

いろいろネットを見たり話を聞いてみると、精神科の病院でもいろいろな病院があるようです。なのでもちろん自身に合う合わないがあると思います。

私自身2つの病院に通い、今の病院に落ち着いています。

どうやって精神科の病院を選べばよいか私なりの考えを書いてみます。

 

①できるだけ家に近い病院

下記のブログに書いたとおり、私はパニックのような状態になった時救急車で運ばれたり、薬の副作用が出たりして週に複数回病院に通ったことが有りました。

死にたいくらいの気持ちになった時どうすればいいの?

遠い病院だったりするとそんな時困るので、やはり精神科でもできるだけ家から通いやすい病院が良いかなと思います。

 

②GoogleMapで口コミの良い病院

個人的にですが、グーグルマップのコメントはとても良い思いをした時と悪い思いをした時しか書かないのではと思っています(口コミ書くのが好きな人やさくらとかもいるのかもしれないですが)。

なので、私は病院に行く前にGoogleMapの病院の口コミを参考にしました。

 

③リワーク・復職支援施設が併設されている病院

あまり多くないようですが、休職して復職をする際にリワークの施設が併設されている病院だと良いと思います(病院から紹介状を書いてもらって復職支援の施設に通うこともできます)。

 

④治療方針に納得でき、先生と相性が良いと思う病院

いちばん大事な部分だと思います。

私は2箇所の病院に通っていましたが、1箇所目の病院は薬を大量に出す病院でした。初めての鬱病だったので、「鬱病の薬ってこんなものなんだ」と思っていましたが、2箇所目の病院に通って薬を整理して1/3くらいに薬が減りました。先生もはっきり物を言ってくれるタイプの先生でこの先生の言うとおりにしてみようと思えました。

精神科の病院でもセカンドオピニオン大事だと思います。

 

私の経験までに記載しましたが、参考にいただければ幸いです。

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

鬱病になる前・なった時にやっておいたほうが良いお金の話

鬱病なるといろいろお金もかかりますし、休職すると収入も減ります。

私自身が行ってよかったと思っているお金に対する対策を書きたいと思おいます。

 

鬱病になる前にやっておいたほうが良いこと

  ①他の病気で病院にかかったときや薬局で購入した薬の領収書をとってく

鬱病にかかると治療費の負担が多いですよね。支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額の所得控除を受けることができる『医療費控除』という制度があります。詳しくは下記のサイトなどを参考にしていただけると良いと思います。

国税庁サイト

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

・医療費控除とは?|3分でわかる節税のしくみと申請までの手順

https://hoken.niaeru.com/media/social-security-tax/iryouhikoujo-kisochishiki/

 ②医療保険に入っておく

あたり前のことなので、すでに入っている方が多いと思いますが、私は鬱病発症時まで医療保険に入っていませんでした。その後回復したあと、持病があっても入れる医療保険に入りました。そして1年以内に全く別の病気で入院することがあったのです。鬱病になると体の健康も損なわれることがあり、病気にもかかりやすくなるのではないかと思います。私は保険に入って1年以内に入院を経験したので、まだ入っていないという人は入っておくことをおすすめしたいです。

 

鬱病になった時にやったほうが良いこと

 ①自立支援医療制度を申請して利用する

自立支援医療制度を申請して利用すると精神科にかかったときの医療費の支払いが原則1割になります。主治医の先生に書類を書いてもらう費用などがかかりますが、長く治療を受ける可能性がある場合や復職支援施設に通われる方は申請すると良いと思います。

自立支援医療制度の概要(厚生労働省サイト)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/jiritsu/gaiyo.html

 

 ②傷病手当を申請して受け取る

傷病手当とは、会社員や公務員などの公的医療保険(健康保険、国民健康保険船員保険、各種共済組合など)の被保険者が、疾病または負傷により仕事を休み、給料が支給されない場合に療養中の生活保障を受けられる制度です。会社から休職中でも給料が一定支払われる企業もあるかもしれませんが、私は休職を経験した2社とも会社ではそのような制度がなかったため、この制度を利用しました。おおよそ給与の2/3の金額が支払われるため大変助かりました。受給の条件などがあるため詳しくは下記のサイトなどを参考にしてみてください。

・傷病手当とは? 傷病手当の支給条件や規定、申請手順について

https://www.kaonavi.jp/dictionary/syobyoteate/

 

休職するとお金のことが不安で休職に踏み切れない方などもいらっしゃるかと思います。そんな方に少しでも参考にしていただき安心してお休みしていただければと思います。

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

うつ病再発初期〜中期まで回復した過ごし方

鬱病を再発してどん底だったときから現在(ブログを書いたり外に出かけられるようになったりできるくらい回復するまで)まで、どんな風に過ごしていたか、参考までに時系列で記載してみます。

また、回復のために継続して続けていることを記載してみます。

 

自身が鬱病なのか、どのくらいの段階なのかは下記のようなチェックリストでチェックしてみることをおすすめします。※もちろん病院に行かれることを一番におすすめします。

鬱病のセルフチェックリスト

https://utsu.ne.jp/self_check/

 

===

時系列順の過ごし方

①[約1週間]とにかく何もできなかったので、家族に寄り添ってもらいながら1日中寝ていた。

②[約1週間]毎日朝日を浴びながら散歩するようにした。

③[継続中]少しでもやってみたいなと思ったことをやってみた

 (私の場合は手芸、編み物、絵を書く、ギター、ブログを書くなどとりあえずちょっといいなと思ったものをいろいろやってみました)

④[継続中]やりたいことを集中してやる

 (③でやってみたものの中で続けられると思ったものを続けています)

===

上記のような感じで休職1ヶ月です。

だいぶ状態は回復していますが、病院からまだ復職の許可はおりていません。仕事をするには体力・集中力が1日持たないと行けないと思いますが、良い日でも半日くらいしか持ちません。また、良い人悪い日の波がある状態です。

 

また、回復のため下記のようなことを継続してやっています。

何が効いているのか、本当に有効なのかはわかりませんのであくまで参考までに。

===

継続していること

・毎日外に出て外に出られる時間を段々増やす(コロナもあるので人混みは避けてます)

・朝昼夜3食きちんと食べる

・朝晩決まった時間に起きて寝る

・青魚を意識して食べる

===

少しでも参考になれば幸いです。

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

死にたいくらいの気持ちになった時どうすればいいの?

私は2回目の鬱病再発時に、落ち込み・不安(ソワソワする)などがひどくなり、死にたくなるような気持ちになりました。不安なことも死んでしまえば全部済んでしまうと。しかし、親より先に死ねないという気持ちだけで踏みとどまっていました。

結果として、私は救急車を呼び鎮静剤のような薬を注射されてなんとか事なきを得たのですが、それが最善の方法ではなかったと思っているので考えられる対処法を書きたいと思います。

※現在コロナなどで医療機関が逼迫しているので私のように救急車を呼ぶことがないようにしたほうが良いと思いますので、それを防ぐためにもお読みいただきたいと思っています。

 

※記載した情報は2021年1月時点のものです。内容が変わっている可能性もありますのでご了承ください。

 

=経験してわかったこと=

①救急車で運ばれても精神病には基本対処してもらえない

②近くの医療機関を24時間365日紹介してもらえるサービスが有る

③誰かに寄り添ってもらい気分がよくなるまで我慢する

④寄り添ってくれる人がいない場合、相談窓口に相談してみる

 

それぞれ詳しく書いてみます。

 

①救急車で運ばれても精神病には基本対処してもらえない

最初は布団にうずくまっていましたが、じっとしていられなくなり、「大丈夫・大丈夫」と言いながら一人で部屋を歩き回っていました。その日は日曜日でかかりつけの病院も空いておらずどうしたらよいかわかりませんでした。

1〜2時間そんな状態でとうとう絶えられなくなり、救急車を呼ぼうと思いましたが、こんなことで呼んでよいのかと思い「救急安心センター」(電話番号♯7119)というところに電話しました。

電話で相談した所、精神病の場合救急車で運ばれても対処ができないので、空いている精神科に行くようにと案内され、「ひまわり」という医療機関案内サービス(電話番号03-5272-0303)を紹介されました。

 

②近くの医療機関を24時間365日紹介してもらえるサービスが有る

「ひまわり」に電話をしたのですが自動音声で指定した地域の医療機関名や電話番号などを音声で読み上げるだけのサービスでした。鬱で頭も回らない状態の私がそんなものを聞いても正直わかるはずもありませんでした。再び絶望感を感じました。

そして、動機や痙攣といった身体の症状が出てきたため、もうどうしようもないと思い、結局救急車を呼び病院へ搬送されました。

様々な検査を受けましたが身体的な以上は見当たらず、お医者様からもこれ以上処置ができないと言われました。しかし「死にたいというような気持ちはありますか」と問われ、「はい、死にたいです」と応えるとたまたま病院にいた精神科の先生に診てもらえることになりました。普通は診てもらえないようなのでとても運が良かったのだと思います。

精神科の先生からは、平日になったらかかりつけの先生に診てもらうようにとの診断でした。しかし、気分があまりにもひどかったため鎮静剤の注射を打ってもらえることになりそこでようやく気分が収まりました。

 

③誰かに寄り添ってもらい気分がよくなるまで我慢する

精神が異常な時、一人でいることはおすすめしません。本当に自死に至る可能性もあると思います。

経験してわかりましたが、絶望感や不安のような気持ちは我慢していれば落ち着きます。我慢には半日や1日かかる場合もあるかもしれません。でも我慢して良くなったときに私は「あの時死ななくてよかった」と本当に思っています。

家族や親しい友人などに精神的におかしくなっている状態を見られたくない、迷惑をかけたくないという気持ちはあるかもしれません。でも死ぬよりはましと思ってほしいです。

 

④寄り添ってくれる人がいない場合、相談窓口に相談してみる

寄り添ってくれる人がいる場合は、一人で我慢せずに誰かに話すことをおすすめしますが、そのような人もいない場合は、相談窓口に電話・LINEなどをして少しでも気持ちを紛らわすことをおすすめします。

下記の厚生労働省のサイトに電話で相談に乗ってくれる窓口が記載されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_tel.html

また、下記のようなLINEで相談に乗ってくれるような窓口もあります。

こころのほっとチャット

https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html

あくまでカウンセラーのような人が相談に乗ってくれるだけなので具体的な対処法などは教えてくれません。ですが、ひとりで抱え込んでいるよりも気は紛れるかと思います。

 

 

とにかくお伝えしたいことは、気分は一時的なものなので必ず良くなります。死ぬことだけはこらえて欲しいです。

 

 

↓ぜひ読者登録などお願いします。日々の励みになります。↓

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村